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ヒビから漏れ出た心情を吐露するわけでもないブログ

エッシャー展

こんにちは

 

昨日、大阪、あべのハルカス16階で開催されている、「ミラクル エッシャー展」に行ってきました!

 

エッシャーといえば、下の写真のような階段の絵や、不可能図形といった、いわゆるだまし絵と言われる絵を描く人として有名ですね。

 

 

京都から阪急京都線、千里線を乗り継いで電車で1時間ほどであべのハルカスに行きます。朝一で行こうと思い、10時開場に合わせて到着しました。前売券を購入していたので、前売り学生料金で800円(当日券は大人1500円、学生1000円、小・中学生500円)です。

 

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入り口には、親切にも、絵やその背景をバカリズムさんが解説してくれる音声ガイドを用意してくれています(550円)。(解説等は絵の隣にそれなりに書いてあったので何をガイドしてくれていたのか気になるところではあります。)

 私は解説を聞かずにのんびり鑑賞するのが好きなのでそれを断り中に入りました。

 

普段絵が保管されているイスラエル博物館の館長の挨拶から始まり、おおよそ年齢順に作品が並んでいます。というのも、エッシャーは時代の変遷とともに表現を変えていったので、テーマ別に並べると自ずと時代の流れが出来上がるのです。その時代変化とは、社会の変遷であったり、彼の私生活の変化であったり。。。

 

 

だまし絵のイメージが強いエッシャーですが、metamorphseに代表されるように、だまし絵というよりも「循環」をテーマにした絵を描いているという捉え方が正しいようです。ただ、これは40代以降に描いたものが多く、それ以前は反射や屈折の表現や、風景画、人物画など多様な絵(ほとんどは版画)を描いています。

また、表現が緻密であり、確かな技術と知性を持ち合わせていたことが絵からひしひしと伝わってきました。

 

余談ですが、私が一番気に入ったのは、教会が水に沈んだ絵です。是非本展にに足を運んで、見事な表現をその目で確かめていただきたいです!

 

 

ちなみに大阪での展示は2018年1月14日(月・祝)までです。

 

東京での展示は終わってしまったようですが、大阪展が終わった後は福岡と愛媛でも展示があるようですので、機会を作って是非見にいってくださいね!